試験の活用事例
ITPEC試験のベースとなる情報処理技術者試験
日本のベンダ企業の82.1%、ユーザ企業の40.8%が利用
日本のベンダ企業の82.1%、ユーザ企業の40.8%が利用
ITPEC試験のベースとなる日本の情報処理技術者試験は、1969年に開始されてから、2018年度までに延べ約2,013万人の応募者と、約290万人の合格者を輩出してきました。現在でも、毎年約50万人が応募する日本最大級の国家試験です。
2018年のIPAの調査によると、およそ82.1%のITベンダ企業が情報処理技術者試験をIT人材の育成ツールとして活用しています。また、ユーザ企業の40.8%で試験が活用されています。
多くの企業では、受験者に対する受験料補助、合格者に対する一時金の支給などが行われています。
また、民間企業に限らず、中央官庁や地方自治体の間でも試験が利用されています。中央官庁や地方自治体のシステム調達要件において、情報処理技術者試験の合格者の有無やその人数が評価の対象になっているものが多くあります。
大学における試験の活用
日本国内の大学における試験の活用状況は以下のとおりです。
活用内容 | 大学数 |
シラバスの一部又は全部を参考とした授業カリキュラムの策定 | 111校 |
単位認定 | 119校 |
受験対策支援講座の実施 | 167校 |
受験を推奨(受験料補助、合格者の表彰、報奨金等支給) | 131校 |
入試優遇 | 158校 |
ITPEC各国における試験の活用
ITPEC各国においても、多くの企業がアジア共通統一試験を利用しています。